2005年05月03日

最近観たビデオ・DVD 「デビルマン」

言わずと知れた永井豪原作の漫画「デビルマン」の実写(?)映画化である。

永井豪と言うと、おいらの年代には「ハレンチ学園」「キューティーハニー」等、ちょこっとH奈漫画ばかり描いていたイメージが強いが、実は「マジンガーZ」や「ゲッターロボ」なんかも彼の作品だし、中でも「デビルマン」は多くのファンを持つ特異な作品である。

キリスト教が主勢力である海外の映画には、サタンや悪魔を題材にしたストーリーが数多いが、当時の日本では余りお目に掛かったことなどなかった。
主人公のデビルマンはいわゆるヒーローの様にカッコ良いいでたちではなく、下半身は毛むくじゃらで鋭い牙・爪を持ち、尻尾まで有る。武器を持たず、相手を引き裂く。
設定やストーリーは子供向け漫画にしては難解だし、勧善懲悪ではなく、サタンと悪魔が神から一方的に楽園を追われた存在として描かれたりしている。

以前にテレビアニメ化TVされているが、そこでは完全に子供向けに作り変えられて勧善懲悪ストーリーになっていた。パンツを履いたデビルマンが、光線やカッターを発射して敵を倒すのである。(それでも子供時代はシッカリ観ていたけど…爆弾

原作の壮大なストーリーをビジュアル化するのは殆ど不可能だと思う。
今回の映画化を行った人の勇気は認めるが、ハッキリ言って失敗だったと思う。

実写とは言いながら、CGというよりもアニメーション的な映像が多い。リアルさに欠けるのである。(戦闘シーンなどに顕著)

主役の二人は演技経験のない FLAMEとかいうグループのイケメンだし、共演が宇崎竜童・阿木燿子夫妻やきたろう…等々、どういう事情かしらないが小林幸子とか出ているし。たらーっ(汗)
シレーヌ役の冨永愛の戦闘形態のコスチュームにちょっと惹かれる(汗)けど、こちらも演技経験不足という感じ。
強いて言えば、ヒロイン牧村美樹役の酒井彩名は可愛かった。ぴかぴか(新しい)

初日舞台挨拶の映像で永井豪は「三十数年掛かって映画化に漕ぎ着けた作品で感慨もひとしお」と語っていたが、本当にこれが彼のイメージの具現化なのだろうか?
壮大なストーリーだけに、もっと違う配役で観たかった。
ひょっとすると、この作品こそ、海外で映画化されるべきかもしれない。

「デビルマン」の公式サイト
posted by 太鼓屋 at 00:08| Comment(8) | TrackBack(2) | 最近観たビデオ・DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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