,果たしてブログなんていつまで続くか分らないけど、何かのきっかけになれば…なんて安易な気持ちで始めてみました。好きなものの事を思ったままに書いて行こうと思ってます。" />

2005年10月06日

最近読んだ本 「絶対音感/最相葉月」本

絶対音感.jpg

「流れてくる音楽を聴くだけで、その演奏からコード(和音)名を答えられる人がいる…」という話は学生時代の友人から話に聞いた事があった。
その時は、ただ「凄いなぁ」と思ったし、当時バンドを始めて楽器を身近に感じる機会の増えたおいらは「自分にもそんな才能が有ったらなぁ…」と羨ましく思った。ぴかぴか(新しい)
この「音を聞いて音名を答えられる」という能力(?)が「絶対音感」である。
「絶対音感」について、様々な人へのインタビューや取材を通じて、著者なりの考察をまとめたのが本書だ。
 
 
 
おいらは「絶対音感」というその凄い能力を、ある人は生まれつき持っていて、自然に発現する才能だと思っていた。
そして「それはミュージシャン等の音楽を生業とする職業に着く為の一つの武器になるのだから羨ましいなぁ」とも感じていた。
その根拠のない思い込みは大きな誤解であることが、この本を読むことによって解った。

「絶対音感」と言うのは、4〜6歳の時期に然るべき教育(訓練)を受ければ、多くの人が身につけられる能力らしいのだ。
実際、日本人はこの能力を持つ人の割合が多く、それは日本のある意味特殊な音楽環境と、その様な教育を受けた人の数によるらしい。勿論、一般の学校教育の中の話ではなく、その様な音楽教室等で幼少の頃に教育を受けた人の話である。

また、「絶対音感はミュージシャンにとって素晴らしい才能か?」と言うと、実はそうとも言えないらしい。
音楽をやる上で、ある意味便利な能力ではあるが、逆にそれを持っていることで困ったり、苦労したりする場面も有るという。
「絶対音感」は音楽性とは本来全く関係のない、記憶をもとに機能する能力なのだそうだ。

「絶対音感」という名称の能力の問題だけでなく、それを取り巻く日本の音楽教育の歴史、音響、脳を研究する科学の成果、人間の脳の驚くべき能力と情報処理の仕組み…等、キチンと裏付けのあるデータや取材により明らかにしている。ひらめき
そして、親から子に託された、音楽への想い………。

久しぶりに、小説ではない本を読んで興味を持ち、面白さに一気に読みきった。
著者の他の作品も読んでみたくなり、早速入手している。

実は、おいらは知らなかったが、この本、既に 40万部を突破しているらしい。
読んでない方には、是非お薦めしたい。

「絶対音感/最相葉月」小学館文庫
ISBN: 4-09-403066-2 ¥690
(1998/3発行→2002/10文庫化)



著者の最相さんは、クローン技術や遺伝子操作についても興味を持ち、様々な意見交換を行う場として生命科学技術の情報サイトを公開されている。
おいらも未だチラッと覗いただけなのだが、これも非常に興味深いけれども難しいテーマだな…と感じた。 こちらも是非ご覧頂きたい。

「受精卵は人か否か」
posted by 太鼓屋 at 23:30| Comment(18) | TrackBack(0) | 最近読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
太鼓屋さん、こんにちは。

僕の友達が絶対音感を持ってます。
部屋の中にある物を適当にたたいて、鍵盤で同じ音を出してもらい遊んだ事がありました。

僕がそれを知った頃は、既に大学生になっていたので、真似して身につけるには歳を取りすぎてましたが、面白い、技能ですよね。
Posted by Yuhki at 2005年10月06日 08:11
>Yuhkiさん

お友達にいらっしゃるんですね。
私は、話には聞いていますが、実際にそういう方とお会いしたことは未だ有りません。

「絶対音感」にも色々個人差が有る様で、単音だったら分る人、和音でも分る人、普通の和音なら分るけど JAZZ等で多用されるテンションコードは…等、様々なのだそうです。

「絶対音感」に対して「相対音感」というものもあって、与えられる基準音との比較で音を把握するという能力の様です。
特にクラシック等の音楽に携わる方には、両方の能力が必要なのだとか。

音楽の世界も、未だ未だ先の深い世界で、決して完成されたものではなく、今後も試行錯誤が続くのでしょうね。
Posted by 太鼓屋 at 2005年10月07日 01:14
太鼓屋さん♪ はじめまして♪
来ちゃいましたヾ(´▽`;)ゝエヘヘ。う〜〜ん、むずかしそうな・・
本ですねぇ〜(´〜`ヾ)ポリポリッ…
最近、本当に本を読むことがない私ですw
太鼓屋さんのスッキリとした文章は、こうして本などよまれて、
キット脳細胞も活発になっているんでしょうね♪
私は・・・最近、老化していくばかりです。
やヴぁいです(笑)

関係ないことばかり、書いちゃってごめんなさいn(_ _)n

一言、足跡ペタペタ♪のこしておきますね♪

ヾ(*´ー`*)ノ゛ありがとう♪ 太鼓屋さん♪
Posted by メイル♪ at 2005年10月08日 19:07
おもしろそうな本ですね〜買ってみようかな

ご承知の通りくりぱっちんも昔バンドを組んでいた訳ですが、途中からはクラシック肌の人たちとやっていまして、その時ピアノを弾いていた人は絶対音感ってのがありました。
そのメンバーはよく新人の娘に向かって「気持ち悪いのよねぇ〜」と言っていじめてました。そういう彼女に「おまえはドライブ感ってものがねぇーんだYO」って言ってやりましたが(笑)
でもすごい能力だと思います絶対音感って。

ただ、しろーとの音楽っていう場合は音感よりもリズム感の方があったほうが楽しめるよね、、、ってことにしとこう、、ブツブツ・・・
Posted by くりぱっちん at 2005年10月08日 21:26
>メイルさん
いらっしゃいませ。(^^)
ここは余り見ている方もいらっしゃらない、自己満足の部屋ですから、遠慮なくコメントしてください。(笑)

学生の頃は本(SFや推理小説)を読むのが好きだったのですが、社会人になって以降、活字を読むとすぐ眠くなってしまうので、殆ど読んでませんでした。
最近は、とみに集中力に欠ける状態ですので、尚更です。

この本は、そんな私でも面白く読めたので、余り構えなくてもどなたにも読めると思いますよ。
Posted by 太鼓屋 at 2005年10月10日 03:32
>くりぱっちんさん
いつも、ありがとうございます。

音楽に興味のある方なら、より面白く感じられるのではないでしょうか?(^^)

 >「気持ち悪いのよねぇ〜」と言って

この気持ち悪いという感覚は、絶対音感を持つ方が、自分の記憶の中に刻み込まれている音と今聴いている音のズレを感じている訳ですね。
これが時に障害になる場合があるのだそうです。

現在利用されている楽器の中にはピッチの微調整(チューニング)機能が無いものや調整幅の狭いものがあるのですが、合奏メンバーにそういう楽器がある場合、他の楽器の音をその楽器に合わせざるを得ない訳ですね。
そうすると当然、幼少時に刻み込んだ音の記憶と微妙にズレているピッチで演奏しなければならない為、彼らには違和感や苦痛が伴うのだそうです。

また、オーケストラの楽器の基準になるA(ラ)音は国や場所(楽団)によって基準周波数が異なり、しかも時代の移り変わりによって僅かずつ高い周波数に移行してきた経緯があるそうです。
従って、幼少の訓練時に固定の周波数で記憶してしまった場合、対応には大変な苦労をするのだとか。

そういう環境の変化や歴史背景も踏まえた説明がなかなか面白いんですね。(^^)
Posted by 太鼓屋 at 2005年10月10日 04:05
大昔、ギターの教本にはA=440Hzと書いてあったので440Hzの音叉(チューナーなんてなかったんだもん!)を買ってきて、以来それでチューニングしていたんですが、確かにその後基準周波数は高くなっていったような記憶が、、、

「絶対音感」読んでみようかなって思い本屋に行ってみましたが、さすが素晴らしき辺境の地だけあって置いてありませんでした!もっと町中の本屋で探してみます(泣)

かわりに別の本を数冊買ってきましたが、その中で「「分かりやすい表現」の技術 藤沢晃治」ってのがおもしろかったです。
まだ途中までしか読んでませんが、常々感じていた道路標識のわかりにくさなどが取り上げられていて関心深い内容でした。
いつも道に迷ってしまうわたしを「そりゃ看板が悪いからだよ」って言ってくれているようでチョット安心できました。


で、例のピアノの彼女ですが、今はアカペラ歌手をしています。絶対音感があったから出来たのかどうかは分かりませんが、その能力を便利に?使っている事は確かでしょう。
彼女はむかし「1/fゆらぎ効果」っていう技でピッチを微妙に変えながら歌って見せましたが、もちろん私たちにはその微妙なピッチの変化はわかりませんでした。くやしいので「ふ〜ん」って言っときましたが(笑)
Posted by くりぱっちん at 2005年10月11日 00:31
>くりぱっちん さん
国際的な規約上に「気温摂氏 20℃で A=440Hz」と制定されているにも関わらず、アメリカのオーケストラでは 442Hz、ドイツやオーストリアでは 445〜446Hzで合わせるところもあるのだそうです。

くりぱっちんさんのところが辺境の地ならば、うちの辺りなんかどうなってしまうんでしょう。
おいらが入手したのは地元の TSUTAYAです。(^^;)

「分かりやすい表現」面白そうですね。
探してみようかな? とは思ったものの、土曜にまとめて本を買い込んできたばかりなので、いつになるやら。

「1/fゆらぎ効果」見てみたい………っていうか、聴いてみたい技ですね。(笑)
Posted by 太鼓屋 at 2005年10月11日 01:32
はじめましてm(_ _)m
RX-8のwebサイトのlinkから伺いました。

RX-8関連で伺ったのですが、「絶対音感」というこの記事に惹かれて書き込ませていただきました。
名古屋で音楽活動をしていまして、音楽ユニットのblogがあるのですが、車も好きでRX-8のblogもあったります(^ ^;
そんなわけで(?)車と音楽の重ね技に思わず書き込ませていただいてしまいました。。。(自分のRX-8も白ですし…謎)

絶対音感に関しては、僕の音楽blogでも触れたのですが、とても興味があります。
友人にも絶対音感を持ってる人がいます。
驚いたのは和音のコードが分かること、とうか何が鳴ってるかが分かるってトコですね。
(普段から音叉は持ち歩いているのでAはなんとなく分かりますけど。。。ちなみに440です(^ ^;)
また、「相対音感」という言葉も飛び出していて興味津々です!

この本、探して購入したいと思ってます。
もしよかったら、僕のblogにも遊びにいらしてください。
また、寄らせて頂きます!

音楽blog   http://sky.ap.teacup.com/call-my/
RX−8blog http://blog.goo.ne.jp/miyabi0319/
Posted by at 2005年10月17日 15:43
>雅さん
いらっしゃいませ。(^^)

実は、雅さんのブログは何度か覗かせていただいた事が有ります。(^^;)
音楽系に興味を持ったというのも有るのですが、私の様な昔ちょっとだけ楽器をかじったことがある…程度の「なんちゃって」バンド少年あがりには、ちょっと敷居が高くてコメント出来ませんでしたけど。(笑)

「絶対音感」という本は、音楽が趣味や仕事で身近にある人であれば、余計に面白く読めると思います。

プロフィールに「車にハマっている」と書いた割には RX-8ネタが殆ど無くてスミマセン。
懲りずに、また覗いてくださいね。(^^;)
Posted by 太鼓屋 at 2005年10月18日 02:27
感想かけるの知りませんでした 私もチャレンジして見ました メール送ってあります タクシー見たけど楽しかった 今から1,2,3を見ます
Posted by ぴり at 2005年10月18日 03:20
こんにちは。
>実は、雅さんのブログは何度か覗かせていただいた事が有ります。(^^;)
えー!そうなんですか?!
書き込んでって下さいよー(^ ^)v
僕なんてたいしたコトありませんから(^ ^;

また遊びに来てくださいね!(RX-8でもMYでも!)

せっかく(?)なのでリンク貼らせてもらって良いですか?
(MYとRX-8とどちらがいいでしょう?MYの方かなとも思いますが?!)
Posted by at 2005年10月18日 12:31
>ぴりちゃん
いらっしゃい………誰かと思ったぞ。(^^;)
気楽に楽しんでね。

>雅さん
また寄らせていただきますね。
リンクは、こんなページで宜しければ、いつでもどうぞ。(^^;)

リンク先はどちらでも構いません。
でも、ここには音楽ネタ、余り無いですけどね。(笑)
Posted by 太鼓屋 at 2005年10月19日 03:02
え〜と、先日地元のTSUTAYAに行ってみたんですやっぱりありませんでした(泣)
で、しょうがなく注文して帰ったのですが、今日の夕方になってやっと入荷連絡が来ました。
読んだら感想を書き込みますね!

注文した時、店員さんはパソコンで何やら確認しながら「もう2年くらい前の本ですけど最近また売れてるみたいですねぇ〜」って言ってましたが、そうなのか?なんで「絶対音感」が今売れているんだ??? 作者が最近有名になったのかなぁ 何で太鼓屋さんはこの本を買ってみようと思ったんですか?それが知りたい

とにかくますます読んでみたくなりました。
Posted by くりぱっちん at 2005年10月21日 00:18
あっ!太鼓屋さんの情報によれば2年くらい前の本じゃぁないよね、、てっことはあんまり売れすぎて再版を繰り返してるのか!


ってどんどん読んでみたくなってます
Posted by くりぱっちん at 2005年10月21日 00:24
くりぱっちんさん、いつもコメントありがとうございます。(^^)

私が、この本を読もうと思ったのは本当に偶然です。
最近、福井晴敏さんの本にはまったせいで、新刊が出ていないかな? 他の出版社からも作品が出ていないかな? なんて文庫コーナーを物色していた中で、ふと目に留まったのです。
「ひょっとして学生時代に聞いた、あの事かな?」と興味が沸いて手に取り、紹介文の様なものを読むと正しくその能力に関する内容で、読んでみる気になった訳です。

理由は分からないのですが、地元の TSUTAYAにはその本が 2冊並んで置いて有った様に思います。
決して規模の大きな書籍コーナーではないので、通常 1冊しか置いてない本や全く置いていない本も多いのですけどね。

文庫でなく、恐らくハードカバーで初版が出たのは '98年の様です。
そういう意味では 7年も前ですね。
Posted by 太鼓屋 at 2005年10月21日 12:42
手に入れました!

とりあえず、ご報告まで…(^ ^;

そうだ、良かったら相談に乗ってください↓
http://blog.goo.ne.jp/miyabi0319/
Posted by at 2005年10月28日 00:04
雅さん、読後の感想をお待ちしております。(^o^)/
Posted by 太鼓屋 at 2005年10月28日 23:28
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