2005年05月21日

最近観たビデオ・DVD 「UTOPIA」

これはサスペンスなのか、それとも SFなのか? ちょっと微妙な位置にある作品で、スペイン映画映画かな?

予知能力を持ち、意図しないのにこれから起ることのイメージを観てしまう男が主人公。
基本的に、彼の観る未来のイメージは暗く、死にまつわるものばかりで、何とかその死を止めたいと思って努力したが果たせなかった彼の苦悩を軸にストーリーが展開する。

何か、こう書いてしまうと非常に安っぽいイメージになってしまうが、映像には非常に雰囲気があり、主人公もアニメの様な「苦悩はしているが基本的には格好良いヒーロー…」という様なイメージではなく、なかなかこだわりが感じられる作品だ。
主人公は二枚目なのだが、無精髭や髪が伸びっぱなし、しかも追い詰められた感じなので、エスパーものの映画なんかとは明らかにイメージが異なる。ラテン系(?)の人ってのは、そういう状態でも充分カッコ良い気はするけど。目

彼が観るイメージの中で、俯いた子供の肩に触れようとするシーンがあるのだが、これなんかは結構ドキッがく〜(落胆した顔)とする。

タイトルにもなっている「UTOPIA」は、彼がある時期まで所属していた秘密の組織の名前なのだが、観終っても今一つ何を目的とした組織なのかよく分からない。

キャストは、おいらが知っていたのは刑事役のチャッキー・カリョだけだが、相変わらず渋い演技だし、他のキャストもなかなか味があると思う。

予知能力を題材にしたストーリーの大きな分岐点は、観てしまった予知イメージを「確実なもので変えられない」とするか、それとも「変えられる」とするかの設定の違いに有ると思う。
有りがちなのは、予知イメージは実際に起こる事で変えられないのだが、先に観た予知イメージは実は細部まで正確なものではなく、実際に起ることを部分的に観たもので、それを大きく誤解していた…というパターンだろうか。
この作品がどちらかは実際に観てもらうのが良いと思うが、主人公がそれを理解・思い知るまでに、ここまで多くの人が死んでしまって良いのか?というのがちょっとケチ付けたい部分ではある。
でも雰囲気のある映像が、おいら的には○かな。手(チョキ)

「UTOPIA」の公式サイト
posted by 太鼓屋 at 22:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近観たビデオ・DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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