2007年01月07日

最近観たビデオ・DVD 「サウンド・オブ・サンダー」

余り話題にならなかった SF作品「サウンド・オブ・サンダー」を観た。

Sound of Thunder.jpg

タイムトラベル技術を開発した人類は、その技術を「恐竜狩り」というエンターテインメントによる金儲けに利用していた。
タイムトラベルでは、過去にへ干渉し進化の系譜を変化させてしまう事によって、現代にまで深刻な影響を与えてしまう危険性を考慮し、過去←→現代間での相互の物質や生物の持ち込みや、過去において規定フィールド外へ踏み出すこと…等は堅く禁じられていた。
 
 
原作は著名な SF作家「レイ・ブラッドベリ」で、古典的な名作なのだそうだ。
SFは学生時代に結構読みふけった方だが、残念ながらその原作は読んでいない。

ストーリーとしては、うっかり過去に与えてしまった変化により現代をパニックに陥れてしまうというタイムトラベルものに有りがちなものだが、むしろこちらがオリジナルなのだろう。

しかし、本作の映像化はちょっと厳しいのではないかと感じた。

過去に与えた変化による未来の変化が「時間の波」として段階的に押し寄せてくるというのは概念的にも理解しにくいし、第一映像化するのに無理が有ると思う。
本作ではエネルギーの津波みたいな見せ方をしているが、過去の変化に基づく未来の変化は、緩やかにあるべき形に変化して行くのであって、そこに生きている人間に変化を知覚することなど出来ないのではないか?
建物や人間はそのままに巨大な植物や未知の生物が忽然と出現したりすること自体に無理が有ると思う。


時間の波.jpg

時間の波を受けて物理的に吹っ飛ぶというのも、ちょっと納得行かない感じがする。

SFX(特殊効果)により、過去には考えられなかった映像表現が出来る様になったとは言え、ストーリーや題材は吟味しないと、ただハデハデのつまらない映画になってしまう。

ヒットしなかったのも無理無い気がする。ふらふら

「サウンド・オブ・サンダー」の公式サイト(海外)
(日本の公式サイトは早々に閉鎖してしまった模様爆弾
posted by 太鼓屋 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近観たビデオ・DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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